|
数年前、函館の友人に何処か美味しくて静かな温泉宿は無いかと尋ね、捜してくれたのが、リニューアルしたばかりの一乃松さんでした。あれから何度か泊めてもらいる、私の函館方面、お気に入りの宿をご紹介します。
湯ノ川温泉と言えば、大きな観光ホテルが建ち並んでいます。今話題の露天風呂付き客室の有るホテルや、リゾート系ホテルが多く、お泊まり料金も、その出で立ちから、ゆっくりとくつろぐと言うより、観光とレジャーにその料金ウエートが掛かっているのが、現在の湯ノ川温泉だと思います。
そんな観光地で、美味しい料理と安らぎを感じられる、日本の伝統と言うか、存分に、旅の宿と言う風情を感じられるのが、この「一乃松」さんだと思います。
●お出迎え・チェックイン(やっぱり、番頭さんだよね!)
ここは、正面玄関に車を付けると、直ぐに半纏姿の案内係の人が出てきて、親切に対応してくれます。いわば昔ながらの番頭さんが待機している訳です。そして館内は、スリッパレス。即ち裸足でOKの珍しい旅館です。チェックインを済ませ、畳敷きの廊下を案内されお部屋に到着。お茶を頂きながら窓の外を見ると、中庭庭園が見えます。そこには、錦鯉が涼しそうに泳いでいます。
どうです?。眼に浮かぶでしょう!これぞ日本の旅ですよね!
一乃松さんは、何度訪れても、何時もこの風情で迎えてくれます。きっと、リニューアル設計で、どのお部屋からでも、中庭庭園が見渡せるの用に建造したのもこの同じおもてなしに貢献しているのだと思います。とにかく、静かですし、観光地に居る事を忘れてしまいますよ。
●館内は素足でも、足袋でも良し(女性に好評です)
館内にスリッパが無いのに、とまどう方も居ると思いますが、このスリッパレスシステム、けっこう快適なんですよね。やっぱり裸足が一番なのでしょうかね。裸足で歩く事に抵抗が有る方は、スリッパの変わりに「あしぶくろ」なる、タオル地の足袋をくれます。この足袋は、何故か女性に人気が有るようです。私は裸足党なので、足袋は何時もおみやげに持ち帰ってます。ちなみに、登別温泉の老舗、滝野屋さんも、足袋システムです。(足袋って、一流旅館の勲章なのかな?)
●お風呂のお話(大満足)
湯ノ川温泉は、少々、黒っぽくて塩分が含まれているのが特徴です。これが暖まるんですよね。一乃松さんのお風呂は、全客室29室と言う事も有り、こぢんまりした造りです。8人浴槽に入っても、ゆったり入れそうな内風呂と、3人なら足を伸ばして入れる露天風呂が有ります。内風呂からは、窓越しに緑あふれる庭園が見えます。露天風呂は、まあ、ご愛敬程度のミニ中庭が有りまが、壁で覆われているので、景色等は望めません。でも、これが何度入っても、心休まるんですよね。男女ともに、同サイズの24時間入浴出きる、綺麗な浴場です。
|