クマくんの大失敗レポート! あくまでも「クマくん」個人の体感です!

 普通のスパゲティーなんだから静かに食べさせてよ!

  札幌市豊平区美園のとある「スパゲティー専門店?」の巻き

何時も通る裏道にあるとき小さな看板が建ちました。そこはどこから見てもお店には見えず、どう見てもただの賃貸マンションの一室です。
看板には「本場イタリアンスパゲティーレストラン」「本場の味」等、好奇心をそそる事柄が書いて有ったので、どこがお店の入り口か外から確認出来ませんでしたが友人を誘い早速その夜に行ってみました。
看板の前に到着するとそのマンションの一階と書いて有ったので、ごく普通の住宅ドアを開け「こんいちわ」と声を掛けると「いらっしゃいませ」と小太りのおばさんが出て来ました。「どうぞ靴を脱いでお入りください」と案内され貧弱なテーブル席に付きました。

お店の様子は誰が見ても普通の2DKマンションを一部屋に改築しテーブルを数台置いて花等で飾り付けしたと言う雰囲気です。それにしてもぐらぐらする貧弱な安物のテーブルセットだなと感じながらも取り敢えずビールを頼みました。ここまでは百歩譲って他店にもまれにあり得るパターンとしてここからが信じられない悲劇の始まりでした。

おばさんはテーブルにビールを置いたとたん、お店の装飾品に付いて語りだしました。これは静岡で買った造花だの友達から頂いたタペストリーだの延々とひっきりなしに語るのです。そして説明の間に「どのスパゲティーに致します」ときました。おばさんの説明を聞いている間にビールが無くなり追加すると当然おばさんはビールを取りに行く訳ですからやっとメニューを見れる訳で?いそいで何を食べるか考えようとしたとたん、おばさんがビールを持って来てしまい「何にしましょうか?」てサイド言われても決める事も出来ない始末。。。
そこで「お薦めはなんですか?」と訪ねてしまったのが運の尽き???今度はメニューの説明が延々と始まりました。「説明は良いですからお薦めをください」と言うと「だめだめ!せっかく美味しいもの食べて頂くんですからちゃんと聴いてください」と言われてしまい二本目のビールも飲み干してしまいました。おばさんは気が済んだらしく、やっと説明が終わったので三本目のビールと「特にお薦めしたいスパをください」と言うと、しゃべる事が無くなったのか「はい」と厨房へ向かってくれました。
「あ〜ァッ!解放された!」と思ったのもつかの間、まままた私たちのテーブルにやって来て今度は自分の趣味の話をし出しました。
おばさんいわく「出来上がるまでお客さんたいくつでしょ?」と言われてしまい言葉を返すパワーも無くなり勝手にしゃべられておきました。
あのかん高い声に息つぐ暇の無いくだらないトークを聴いていると胸が悪く成ってきました。さらにその本場なるスパが出て来てからは、単子本を持って来てその説明を聞かされながら食べる辛さは悲劇としか言いようが有りませんでした。

お〜っと!その本場なるスパのお味ですが、普通のスーパーで売っているスパをゆでて缶詰を暖めた味と五分五分と感じました。
いわいる特別でもなく本場とは真っ赤な偽りで普通の日本家庭で食べているスパゲティーでした。
それがなんと¥1.300ですからね?とても美味しいとは言えない味でした。とんでもないお店で辛い思いをしながら食べたお話でした。
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この悲劇体験のあとこの店の前を通たびにお客さんの入り状況を見ているのですが、開店当初はポツラポツラと来店者がいたようですが、最近はお客さんが入っている様子は無いようです。このお店のオープンは約1年半ぐらい前だと記憶しています。通常なら潰れてしまうはずなのですが未だに営業しています。不思議に思いながらいたところ先日近所の居酒屋でこのおばさんに合ってしまいました。
悲劇が再び頭によぎると?始まってしまいました!「おきゃくさん、うちのお店に来てくれましたよね」と言われる間もなく私の隣に席を移して来てベラベラしゃべり出しました。そして他のお客さん達にも語り掛け、いわいる自分のお店の広報宣伝活動を繰り広げていた訳です。
そして後日その居酒屋で話を聞いたところ、あのおばさんは町内でも有名なおしゃべりおばさんで、あの賃貸マンションのオーナーとの事です。さらに不動産屋さんのお話では、あのマンションの出入りは異常で結局大家さんとのトークトラブル苦情が多いとの事でした。
近所でも孤立気味のようで、しゃべる相手が欲しいのが肌に伝わってくる有る意味で可愛そうなおばさんなのですが、あのペラペラトークに共鳴対応出きる人はこの辺りにはいないと思います。改めて「クチハワザワイノモト」を強く感じました。
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先頃見掛けたのですが、おばさんは相変わらず元気そうでした。そうそうお店もまだやってるようです。 [2003.8]